不倫叩きに思うこと

昨今芸能人や公務員、政治家の不倫報道が相次いでいます。そのたびワイドショーや新聞が大々的に報じ、一般市民がネット上で叩きに叩くという流れ、毎回同じですよね。
しかし私はその不倫叩きのほうに違和感を覚えます。不倫は悪い、結婚したんだから相手を守る義務がある、などと声高に言ってしまえるコメンテーターや一般市民のことを全く信用できません。

 


不倫をした人とその相手の間には、殆どの場合恋心があるんです。人の恋心について、いい悪いなんてどうして言えるんでしょう。ましてTwitterFacebookを見ていると、結婚経験もない若者がこぞって不倫叩きに加担しています。経験こそ全てとは思いませんが、それでもやったこともないのに口だけはいっちょまえだなあと思わずにはいられないのです。
一方で結婚生活の経験者たちは、結婚の難しさや、妻や夫がいても人間の好奇心や性的欲求に終わりはないことを本能的に理解しています。そういう方はコメントにも深みがありますし、「不倫」という言葉そのものに反応して無下に批判のでなくて、不倫した人をきちんと見てコメントしていると思います。乙武さんの報道の時の、松本人志さんやヒロミさんがまさにそうでした。
私は、自分がよくわからないことについては批判しないで生きていきたいと思います。

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